家庭教師の初の授業

車で40分のところにある中学2年生のお宅へ訪問。
2階に通されて、部屋に入ったところで自己紹介。
「この髭の生えたおっさんは何者だ？」
と思っているはずなので、簡単に説明した。
冗談も交えて話すと笑顔も見せてくれてほっとした。

50分+10分の休憩、50分の時間配分なので、
手早く要点よくしなくてはならない。
最初数学を教えた。
ヘキサゴンに出てくるお馬鹿とは違って、基礎はしっかり出来ている。
正直ほっとしたw。世の中には約分が出来ない大学生もいると聞くので安心した。
分からないところを教えた。

続いて英語。
昔話の英訳文を読ませると、思ったとおり、文法に集中して一つ一つ解読しようとしていた。
そこで「peach boy」って単語を見せて
「これ何のことか分かる？」
と説明すると、「桃太郎の話！」と答えてくれた。
英語は、文法ありきではない事を教えたかった。そして彼は理解してくれた。
それでも英文法は大事だ。中一の基礎から確認すると、確かに不十分なところがある。しかし、50分の時間で説明した事をすべて理解した。
ようは、難しく考えていただけであり、対処の仕方を知らなかっただけ。
要点だけ教えたが、学校で1ヶ月必要なところを50分で理解することも可能だ。
そして彼は、それを理解する力が十分ある。

勉強の仕方を覚えて、好きになってくれるといいな。