以前から応募しておいた事業相続セミナーに行ってきた。
事業者対象とあって、夜中の講演だったが、
相続関係のセミナーは、割と人気があるらしい。
たしかに、聴衆は年配の人と若い人が2分化してあった
ように見えた。

私は、税理士の仕事と法律が関わる実務に興味があってので、
応募し、拝聴させていただくことにした。

参加を呼び込むチラシには、講師の女性の写真があったのだが、
若干数年前と思われる写真を使われていたようだ。
部屋に入ってきた時に、本人と最初は分からなかった。
30代後半の女性はちょっと見栄を張るようだ。

実際の内容は、節税をどううまくするかというよりかは、
相続時の問題を如何に縮小するかに重点をおかれる内容であった。
確かに、節税節税と唱えると、えてして、脱税というように
話が流れやすいし、講師の方もそう仰っていた。

具体的な金額や税率はよく分からないが、
贈与税も相続税も結構目ん玉が飛び出るぐらいの高いものだった。
相続財産が少なければ、大体5000万+相続人数×1000万を
下回れば、基本的に控除されるらしい。
一般の家庭なら課税にはそんなに気にしなくていいみたいだが、
設備投資をしたり、それなりに規模が大きくなった会社ならば、
やはり気になってくる話だろう。

中でも名義口座の取扱は税務署員も口がうるさくなるようだ。
単に口座の名前が違うからといって、相続財産に割り当てから
除外されるという簡単なものでもないらしい。

それにどの法律もそうだが、時代の要請に合わせようとして、
結構改正が入ってくるようだし、単に税法が変わらないからといって、
業務にあまり関わらないような法律でも、ものを言ってくる
ことがあるようだし、一朝一夕じゃ税理士の仕事も出来そうに無いようだし。
大変だね。

今日は勉強になりました。
 

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