痔、最終章

2005年6月10日 連載
こちらでクリスマス休暇を頂いて、
クラスメートの実家ワシントン州のシアトルに
2週間のホームステイに行ってきました。
それは痔の手術をした三日後のことです。

クラスメートのMichaelのご両親、Tedd ClappとSue Clapp
にはとてもよくお世話になりました。
アメリカの料理は日本人の口に合わないとよく言われますが、
家庭料理は大変おいしいです。
ですが、私は痔を患っているため、食欲を抑えることにしました。
この友達には、「とっても美味しいんだけど、痔が気になって食べられないんだ。でもご両親には内緒にしといて。」と加えて、、。
英語の発音。
ClappとCrap
Clappは友達の名前、日本語で「クラップ」と言うと通じる。
Crapは訳すと、「だめ人間、くそ、ごみ」。
恥ずかしいことに、始めてClappに会って
自己紹介をしてもらったとき、
私も彼の名前を言って自己紹介をしました。
"Hi, Clapp. My name is Kenji. Nice to meet you"
Clappは大笑いしました。それもそうでしょう。
なぜなら彼には日本語訛りの外人に次のように言われたのですから。
「おい、くず野郎。俺、健司ってんだ。よろしくな!」
おかけで、彼は一発で私の名前を覚えました。


Nicolasは1日に最低2回、大きいほうのためにトイレに行きます。
Nicolasは毎日普通にご飯を1合軽く食べるからです。
そういう体質なので、この期間中においしいご飯を味わうと
トイレで地獄を味わうのは、百も承知だったからです。

しかしやせの大食いのNicolasには無理な注文でした。
1日の幸せのために、10分の苦しみに耐えました。
この痛みを簡単に例えると、
生け花に使う剣山をケツに刺して、時計回り反時計回りにグリグリまわすような苦しみです。

自暴自棄になって、自分が痔もちであることを告白しました。
"Just listen to me. Literally, I have a pain in the ass, which is hemorrhoid."
私のギャグは、太平洋を越えたのです。
(教訓=シモネタはどこの国の人も笑う。)

解決策がないわけではありませんでした。
要するに硬い便をすると傷が切れてしまうわけですから、
柔らかい便にすればいいわけです。
それを助けるために、水をがぶがぶ飲みました。
また便意をもよおせば、少しでも出す。
出ないときは、無理に出さない。
この3原則を守って、お尻の切り傷も2週間で治りました。

今では、快適にトイレに行けます。

今回の件で勉強したこと。
○ 痔は二足歩行する人間にとって、避けられない病気
○ 男性よりも女性のほうが痔になりやすい。
○ 痔と疑ったら、すぐに病院に行け。
○ 痔を騙し騙しにしている人間は、すぐそばにいる。

痔の予防法、治し方について
http://hw001.gate01.com/hi-8610403-wgfk/jinotaishohou.html
痔の気持ち悪さが分かります。(グロ)
http://ww4.et.tiki.ne.jp/~okageka/syurui/syurui.htm

(痔に患っている人を馬鹿にすると痔になりますよ。私もそうでしたから。 3点。)
通算16日目

コメント