Q: プロレスってやらせでしょ?(前編)
2005年6月4日 スポーツ
(ISBN:4309265642 単行本 アントニオ猪木 河出書房新社 2002/06/22 ¥1,470 日本の常識は世界の非常識。もちろん彼の常識は、一般市民の非常識であるのは周知の事実。あくまでもファンから「神」、「カリスマ」と呼ばれる人間の思考回路を分析するには最良の本である。)
A: 確かにやらせもあります。しかしアントニオ猪木は違います。
いつ何時、誰の挑戦でも受ける。
アントニオ猪木を語るには、1,2時間では足りない。
しかし、上記の猪木氏の発言で全てが理解されるのは興味深い。
ブラジル、メキシコ、イギリス、イタリア、北朝鮮、パキスタン等の諸外国、
そして日出ずる国日本の老若男女の9割9分知っているプロレスラー。
「プロレスこそ最強である」
と言わしめる強さを持つと同時に、
政界にも積極的に参加し、世界平和運動を進めている文化人。
数々の名勝負を残したが、そこに特筆すべき1点。
プロレスがすべでの格闘技の上に君臨することを証明するため、
国際試合にもかかわらず、意図的して敵の腕をへし折ることも辞さない残虐性も兼ね備えていることについては、さすがのNicolasも度肝を抜かれた。
プロレスはやらせと中傷されることに対して、
以前のNicolasは、ひどく腹を立てたものだが、
実際そう非難されるのは、仕方のないことであると考えを改めた。
理由は2点。そこには正と悪が存在する。
「実際やらせのプロレスがある。」
「プロレスラーと一般市民の価値観に大きな落差がある。」
前者について本日は記述する。
戦後テレビと言うものがやっと日本に浸透し始めた最中、
世間の注目を最も浴びたプログラムは驚くことなかれ、
プロレスなのである。なぜか?
このときには、現在のようにテレビ局が乱立しておらず、
国民にはチャンネルを選択する自由度が限られていた。
その時代に一斉風靡したのが、何を隠そうプロレスだ。
当時の日本プロレスの力道山は
後の新日本プロレス創始者アントニオ猪木と
後の全日本プロレス創始者ジャイアント馬場、
2つのダイアモンドの原石を発見する。
将来は明るいかと思われた。
しかし
後生交わることのなかったプロレス界の双竜。
プロレスの運命はここで決まったと言っても過言ではない。
プロレスラー各個の主張でバランスを崩し始める業界、
そこに拍車をかけるプロレスを偏見する傾向に移り行くマスコミ。
プロレスはスポーツとして認識されなくなってしまった。
皮肉にも、観客を魅了する要素は抜群であり、
見た目はプロレスと言っても仕方のない程度の低い
エンターテイメントが普及され始めた。
学生プロレス、お笑い狙いのインディーズ、
メジャー団体ではアメリカでメディアを席巻するWWE、
どれもプロレスには台本があるヤラセ、茶番劇と世間に認知させてしまった。
しかし、彼は違ったのだ。
そう
燃える闘魂
アントニオ猪木
(猪木の下の名前は寛至である。難しい漢字だ。 2点。)
通算10日目
A: 確かにやらせもあります。しかしアントニオ猪木は違います。
いつ何時、誰の挑戦でも受ける。
アントニオ猪木を語るには、1,2時間では足りない。
しかし、上記の猪木氏の発言で全てが理解されるのは興味深い。
ブラジル、メキシコ、イギリス、イタリア、北朝鮮、パキスタン等の諸外国、
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050604-00000026-nks-spo
新日本プロレス、イタリア大会の様子。
そして日出ずる国日本の老若男女の9割9分知っているプロレスラー。
「プロレスこそ最強である」
と言わしめる強さを持つと同時に、
政界にも積極的に参加し、世界平和運動を進めている文化人。
数々の名勝負を残したが、そこに特筆すべき1点。
プロレスがすべでの格闘技の上に君臨することを証明するため、
国際試合にもかかわらず、意図的して敵の腕をへし折ることも辞さない残虐性も兼ね備えていることについては、さすがのNicolasも度肝を抜かれた。
プロレスはやらせと中傷されることに対して、
以前のNicolasは、ひどく腹を立てたものだが、
実際そう非難されるのは、仕方のないことであると考えを改めた。
理由は2点。そこには正と悪が存在する。
「実際やらせのプロレスがある。」
「プロレスラーと一般市民の価値観に大きな落差がある。」
前者について本日は記述する。
戦後テレビと言うものがやっと日本に浸透し始めた最中、
世間の注目を最も浴びたプログラムは驚くことなかれ、
プロレスなのである。なぜか?
このときには、現在のようにテレビ局が乱立しておらず、
国民にはチャンネルを選択する自由度が限られていた。
その時代に一斉風靡したのが、何を隠そうプロレスだ。
当時の日本プロレスの力道山は
後の新日本プロレス創始者アントニオ猪木と
後の全日本プロレス創始者ジャイアント馬場、
2つのダイアモンドの原石を発見する。
将来は明るいかと思われた。
しかし
後生交わることのなかったプロレス界の双竜。
プロレスの運命はここで決まったと言っても過言ではない。
プロレスラー各個の主張でバランスを崩し始める業界、
そこに拍車をかけるプロレスを偏見する傾向に移り行くマスコミ。
プロレスはスポーツとして認識されなくなってしまった。
皮肉にも、観客を魅了する要素は抜群であり、
見た目はプロレスと言っても仕方のない程度の低い
エンターテイメントが普及され始めた。
学生プロレス、お笑い狙いのインディーズ、
メジャー団体ではアメリカでメディアを席巻するWWE、
どれもプロレスには台本があるヤラセ、茶番劇と世間に認知させてしまった。
しかし、彼は違ったのだ。
そう
燃える闘魂
アントニオ猪木
(猪木の下の名前は寛至である。難しい漢字だ。 2点。)
通算10日目
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